C

【C言語】for文の使い方を解説!!

for文とはループの中でも、特定の回数だけ繰り返し実行をしたいと言うようなループを、効率的に記述することができるものです。

for文の文法

for文は以下の書式で記述することができます。

for文のループ処理の流れは、以下のようになります。

1. for文のかっこ()の中にinitが最初に、かつ一度だけ実行されます。このステップでは、for文のループで使われる変数の宣言や初期化を行うことができます。

2. conditionが評価されます。評価がtrueなので、for文の中身が実行されることになります。falseだった場合には、for文の中身は実行されずループを抜けることになります。

例えばconditionが「1」だったら、C言語では当然「true」と評価されることになるので、for文の中身が実行されることになります。

3. for文のループの中身が実行された後には、 updateが実行されます。updateではconditionで使われる変数に対して、インクリメントやデクリメントの処理をすることによって、ループを制御することができます。

4. 再びconditionが評価されます。conditionがfalseになるまで、2・3が繰り返されます。

サンプルコード

for文のサンプルコードは以下のようになります。

0が代入された変数aが10より小さい場合に、for文の中身が実行されるコードです。

上記のコードをコンパイルし実行すると、以下のような結果になります。