『PHPやHTMLを覚えたけど、具体的にどんなものを作ればいいのかわからない・・・・』
と言う人はプログラミング初心者には多いと思います。
作りたいものがないなら、まずはWebプログラミングの基本である『会員登録』を実装してみてはどうでしょうか?
会員登録には、「新規会員登録」「ログイン・ログアウト」「退会」の機能を実装する際に、PHPやHTML 、さらにはSQLなどを使ってデータベースも操作することになるので、非常に面白く、役に立ちます。
どんなサイトを作るの?
まずは、『どんな』サイトを作るのかを考えます。
単純に「会員登録の機能を作ります!」と言っても、会員登録のやり方は沢山ありますよね。
新規会員登録時に本人確認はあるのか?
ログインは何でするのか?
会員登録した後に退会はできるのか?
など、枚挙にいとまがありません。
今回はあくまで学習用だけということで、最低限の機能だけを実装していきます。
新規会員登録はユーザー名とパスワードのみでSMS確認などの本人確認はせず、ログインもユーザー名とパスワードのみ。
退会処理もボタン一つでできるものとします。
また今回作るものは、あくまで会員登録機能の処理の流れをわかりやすく理解するためのものなので、パスワードのハッシュ化、CSRFやXSSなどのセキュリティについては実装しないことにします。
セキュリティについては後ほど別枠として、実装するかもしれません。
会員登録機能をどうやって作るのか?
次に、会員登録という機能を「どうやって」実装するのかを考えなければいけません。
つまるところ、『どのような技術を使うのか?』を考えることになります。
早速ですが、今回のテーマで使う技術は以下のものたちです。
・PHP(サーバーの言語)
・HTML
・CSS
・Javascript(今回はほとんど使わないかもしれません)
・MySQL(データベース)
これらの5つの技術を使って会員登録の機能を実装していくことになります。
どのような構成でサイトを作るのか?
使う技術を決めたあとは、会員登録の構成を考えます。
その場の思いつきでプログラミングをしても問題ないという方もいるかもしれませんが、
他の人が管理する場合や、サイトができてから数年後経ってしまうと自分で何を書いたのかわからなくなってしまう場合があるので、軽くでいいので構成も考えるようにしましょう。
今回の場合は以下のような構成で行きたいと思います。
/ | トップ画面 |
---|---|
/register | 新規会員登録画面 |
/login | ログイン画面 |
/logout | ログアウト画面 |
/list | 会員一覧画面(ログイン時のみ閲覧可能) |
/delete | 退会画面 |
以上の6つで構成していきます。
環境構築について
環境構築については後ほどに解説記事を加えるかもしれませんが、
人によって使用OSや環境が異なるので現在時点では、各自で整えているものとします。
もし環境構築していないという方は、それぞれのOSや環境に応じた解説記事を見てみてください。