コラム

【副業】プログラミングで副業するのって実際のところどうなの?

日本の銀行大手であるみずほ銀行が副業を全面的に解禁したことは、ご存知の方も多いはず。

これからは確実に副業を推奨する企業が増えてくることは間違いありませんが、実際にどんな仕事を副業としてするべきなのでしょうか?

今回は「プログラミング」に焦点を絞って、副業をすることについて考えていきたいと思います。

副業としてのプログラマーの働き方

副業として働くことを前提としてプログラマーになるということはつまり、土日や平日の夜しか働けないことになります。

となると、アルバイトとして企業で雇用してもらうか、フリーランス(個人事業主)として企業から仕事を受注する必要があります。

アルバイトとして企業に雇用してもらう

いきなりフリーランスとして働くのは流石に難易度が高すぎるので、

初心者がプログラマーとして副業を行うには、IT企業でアルバイトとして雇ってもらうことになるでしょう。

IT業界はひどい人材不足だということもあって、人材を求めている企業はいくらでもあるので、報酬を選ばなければとりあえず就職することはできるでしょう。

参考書をひと通り読んだり、学習レベルでのプログラミング経験がある程度の人だと、実務経験がゼロなので最初は時給1000円ほどからのスタートになると思います。

1,2年ほど経てば時給もどんどん増えていって、副業に多くの時間を費やすことができる人や優秀な人ならば、

副業としては十分なくらいの収入を得ることができるようになるでしょう。

フリーランス(個人事業主)として仕事を受注する

個人事業主になってフリーランスとして働くためには、企業から仕事を発注してもらえるほどの技術力や信用が必要になります。

なので、元々エンジニアとして現場で働いていたけど今は転職して営業をやっているというような人や、

大学時代に情報工学科に所属していて、プログラミングのバイトやインターンをバリバリやっていた人、

本職でプログラマやプロダクトマネージャをやっていて副業としてもプログラミングをしたい人、

などがフリーランスとして副業をするのに向いていると思います。

ただ先ほども述べたように、エンジニアは他の業種と違ってかなり人材不足なので、営業力がある人なんかはロースキルでもある程度フリーランスができたりする(らしい)です。

どれくらい生活に余裕が生まれるの?

副業としてプログラマーになった場合、どれほど生活にゆとりを持てるようになるのでしょうか?

プログラミング初心者がアルバイトとして駆け出しプログラマーになった場合、時給はたいてい1000円なので、

土日に10時間働いたとして1000円×10時間×4週で4万円の収入が得られることになります。

もしあなたの本業の収入が20万円なら、一気に自分の収入が20%もアップすることになります。

1,2年の実務経験を積んで、アルバイトが時給1500円に昇給すれば、6万円の副収入が得られることになります。時給2000円なら8万円ですよね。

フリーランスとして企業から仕事を受注できるようになった場合、報酬を時給換算すると2000円を超える場合がほとんどでしょう。

しかもフリーランスの場合は企業に行く必要がなく場所や時間を選ばずに仕事をすることができるようになるので、さらに多くの時間を費やすことができるようになります。

仮に時給換算して2500円ほどの仕事を土日10時間、平日3日分で10時間働くとすると、2500円×20時間×4週間で20万円の副収入を得ることができます。

ここまでくれば副業としては大成功と言ってもいいレベルだと思いますが、IT業界では十分に実現可能です。

フリーランスなら経費も使えて節税にもなる!?

余談ですが、フリーランスになると大体の人は個人事業主として仕事をすることになります。

個人事業主になると使えるようになるのが「経費」です。

フリーランスエンジニアは、インフラや常駐などを除いて、家やカフェなどで仕事をすることになるので、家賃やカフェ代を経費として計上することができるようになります。

他にもパソコン代や移動費・交通費、スマホ代やインターネット代など、仕事に必要だと判断されるものには大抵経費を使うことができます。

この経費による節税は数十万円ほどのお金を節約することができるので、このようなことも考えながら副業を考えていくと良いでしょう。