プログラミングを始めて学習する人が最初にやるべきことは何でしょうか?
『アプリを作る』とか『参考書を読んで文法を理解』とか、いろいろ思い浮かぶかもしれません。
ここでは、そういうことではなくとにかくプログラムを書くということに専念してプログラミング学習を進めていきたいと思います。
プログラミングはとにかく実践が大事です!
というわけでプログラミング初心者の誰もが通る道である『Hello world』を画面に出力していきます。
プログラムコードを書く
まずは以下のコードを書いてみましょう。
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#include <stdio.h> int main(void) { printf("Hello world\n"); return 0; } |
分からない言葉がたくさん並んでいるかと思いますが、これから学んでいくので、心配しなくても大丈夫です。
このコードのファイル名はhello.cとしておいてください。
プログラムをコンパイルして実行する
さっそくhello.cをコンパイルしてみましょう。
コンパイルとは、人が書きやすいために作られたプログラムコードをコンピュータが理解できる機械語に翻訳することを言います。
Macの場合はターミナルを開いて、以下のコマンドでhello.cをコンパイルすることができます。
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gcc hello.c |
(Windowsの場合はコンパイルの仕方が異なるので、別のページを参考にしてみてください)
すると、a.outというファイルが作られていると思います。
これは『実行可能ファイル』と呼ばれているもので、プログラムをコンピュータが実行できるようにしたものです。
ターミナルで
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./a.out |
を入力してプログラムを実行すると、
『Hello world』
と出力されていることがわかります。