C

【C言語】プログラミングで構造体を使う方法を分かりやすく解説!!

1.構造体とは

構造体とは任意の型の変数をまとめて管理できる型のこと言います。例をあげてみましょう。

ここで出てきた struct studentが構造体です。

main関数でstruct student takeshiと書いていますが、これはstudent型のtakeshiという変数を定義しています。

このように構造体を使うとtakeshi君の学籍番号と年齢と性別という情報を3つの変数としてバラバラに定義するのではなく、

student型のtakeshiという1つの変数で定義できます。

2.構造体のメンバーへアクセスする

次に、構造体のメンバーにアクセスする方法を紹介します。

 

アクセスの仕方ですが通常は.(ドット)を用いて構造体のメンバーにアクセスします。

そしてポインタを使ってアクセスする場合は2通りあります。

一つ目は通常の場合と同様ドットを使ってアクセスする方法ですが、二つ目は”->”を使ってアクセスします。

これはアロー演算子と呼ばれており構造体のメンバを参照するための演算子です。

3.構造体の型名の簡略(structを省略)

ついでに構造体の型名を省略する方法についても述べておきます。

構造体を宣言する時に”struct”を省略したい場合には”typedef”を使います。

ちょっと見慣れない書き方なので最初は覚えにくいかもしれません。

こうすることによって構造体を宣言する時に”student mako”というふうに宣言することができます。

4.構造体の配列

構造体は他の型と同様に、配列を使う事ができます。

“struct student group_1[5]”みたいな感じで宣言します。

今までのintとかcharとかの配列と宣言の仕方は一緒ですね。

型名 +配列で宣言することができます。